知っておくと上達に繋がる!? ゴルフの飛距離って?
ボールを遠くへ飛ばしていかに少ない打数でホールに入れるかを競うスポーツであるゴルフ。それだけに飛距離を飛ばすのは必要不可欠なことでもあります。しかし、プロならいざ知らず実際に自身が打ったボールがどれくらいの飛距離だったかは意外とわからないもの。特にビギナーの方に至ってはどれくらい飛ばすのがベターかもわからないという方もいることでしょう。そこでクラブ別に飛距離の平均値などを紹介します。
ゴルフ上達のコツは自分を知ること
ゴルフというスポーツをざっくり説明するとさしずめ「ボールを遠くに飛ばして、いち早くホールに入れたプレーヤーが勝利するスポーツ」でしょうか。スタート位置から数百メートル離れた位置にあるゴール(ホール)に向かってボールを打ち続けていくスポーツで、その手数が少なければ少ないほど高ポイントとなります。
ということは大切なのがボールの飛距離。野球やサッカーでもどれくらい速いボールが投げられるか、蹴ることができるかを図ることもあると思いますが、ゴルフの場合は飛距離が肝心に。自分がどれくらい飛ばせるかを知っておくと、その後のプレーにも絶対的に好成績を残せるようになります。
そこで今回は各クラブ別に飛距離の平均をチェック。自身の飛距離に照らし合わせてみるのも良し、足りていなかった場合はお手本にするのも良しの決定版です。
ゴルフの華・ドライバーの飛距離は?
まず見てみたいのはやっぱりドライバー。シャフトが長くヘッドが大きいという独特なデザインは強力な遠心力を生み、ボールを最も遠くへと飛ばしてくれます。パワフルに飛ばすことが求められるまさにゴルフの華ともいうべきクラブですが……。
○ドライバー 平均飛距離
一般男性 225ヤード(最大255ヤード/最少195ヤード)
一般女性 185ヤード(最大210ヤード/最少160ヤード)
やはりボールを遠くへ飛ばすために生まれてきたクラブ。それだけに飛距離はいずれもどのクラブよりも最長クラス。男性の場合は最低でも200ヤード前後、女性なら170ヤード前後飛ばせることがわかります。
少ない手数でゴールを目指す際にはティーショットでどれだけ距離を稼ぐかにかかっているだけに、ここはしっかりと練習をしておきましょう。
○フェアウェイウッド 平均飛距離
一般男性 205ヤード(最大230ヤード/最少175ヤード)
一般女性 165ヤード(最大195ヤード/最少135ヤード)
続いて2打目に打つ機会が多いであろうフェアウェイウッド。中でも選んだのはスプーンと呼ばれる3番ウッドですが、これも男性ならば200ヤードは軽くということもしばしば。ここを詰めておくとグリーンオンした後の展開が読みやすくなることでしょう。スコアアップのカギを握る場面なだけに集中して臨みたいところです。
狙いは正確? アイアンの飛距離とは
先ほど紹介したドライバーとフェアウェイウッドはいわゆる「飛ばす」ゴルフクラブでしたが、何も遠くへ飛ばすだけではないのがゴルフの奥深いところ。時には「刻んで」スコアと距離を調整する必要があります。
狙ったところにしっかりと打つ正確性を見に付けるためにはやはりアイアンをマスターすることが先決。そこでアイアンの中でも使用頻度の高いミドルアイアンの中から7番アイアンの平均飛距離を紹介します。
○7番アイアン 平均飛距離
一般男性 140ヤード(最大150ヤード/最少120ヤード)
一般女性 90ヤード(最大65ヤード/最少120ヤード)
男女差で50ヤード近くの差がありますが、男子であれば120ヤード以上は必ず飛ばすもの。それだけに場面場面でどう打つかがポイントになります。また、ティーアップしてない状態で動かすため打ち方によってもブレてしまうので注意しましょう。
そしてもうひとつ。最近ではロングアイアンを入れない代わりに使いやすいユーティリティをいれるゴルファーが増加中。「アイアンとウッドのいいとこどり」と評されるユーティリティがどれだけ飛ばすかも押さえておきましょう。
○5番ユーティリティ 平均飛距離
一般男性 170ヤード(最大185ヤード/最少155ヤード)
一般女性 115ヤード(最大140ヤード/最少90ヤード)
フェアウェイウッドよりも距離を刻むことができる一方、アイアンなどで2打目を攻めていきたいという方にはピッタリのクラブと言えそうです。
いかがでしたか? 今回は代表的なクラブの男女別の平均飛距離を調べてみました。自身の飛距離と比べることでプレーする際のマネージメントがより円滑にできるようになるなどいいことづくめなのでぜひともチェックしてみてください。