
明日は意外な記念日!?【7’sGOLF的】ゴルフ+αの記念日【11月編】
長い歴史を誇るスポーツであるゴルフ。当然ゴルフにまつわる日というのは1年を通じてたくさんあります。有名プロゴルファーの誕生日から大きな大会の開催日、さらに一見ゴルフに関係なさそうに見えるけれど、実はめちゃめちゃ関連性が深い記念日まで……ゴルフをしながら使える話の小ネタに覚えておきたい記念日を紹介します。
11月はビッグタイトル連発&女子ツアー最終戦も!

秋も深まる11月。そろそろ冬の装いが必要になってくるなど、ゴルフをするにも次第にオフシーズンに迫ってきたことがひしひしと伝わってくることでしょう。今年の場合、新型コロナウイルスの感染が収まってきたこともあり、なまった身体を動かすのにゴルフを楽しんでいた方もいよいよ2021年の“ゴルフ納め”を考えだす時期が迫ってきました。
ゴルフは長い歴史を誇るスポーツだけに1年中、ゴルフにまつわる日というのがたくさんあります。有名ゴルファーの誕生日や優勝した記念日はもちろん、覚えておきたい主要大会の開催日はもちろん、一見ゴルフに関係なさそうな感じでも実はめちゃめちゃ関連深い記念日まで、ラウンド中に話すプレー仲間との雑談としても最適な小ネタとなる記念日を紹介します。
▼11月4日~7日…2021 TOTOジャパンクラシック開催

男子プロと比べ、一足早くにシーズン終了となる女子ゴルフ。年間女王の座をかけて負けられない高額賞金の公式戦が毎週のように行われますが、その中でも屈指の注目度を誇るのがこのTOTOジャパンクラシックです。
大会が始まったのは1973年からLPGAジャパンクラシックという名称で開催され、複数回の大会名の変更を経ることで2015年から現在の名称に落ち着きましたが、この大会の特徴と言えばなんといっても日本で行われる唯一の全米女子プロゴルフ協会の公式戦であることです。そのため賞金も高額で、賞金総額はなんと200万ドル(約2億2000万円)。優勝者には22万5000ドル(約2500万円)と副賞としてメルセデス・ベンツが贈呈されます。
ちなみに今年は昨年に引き続き、新型コロナウイルス対策で無観客での開催が決定。滋賀の瀬田ゴルフコース・北コースを舞台にどんな熱戦が繰り広げられるのでしょうか?
▼11月11日~14日…2021 三井住友VISA太平洋マスターズ開催

女子以上に暑い戦いが繰り広げられるといっても過言ではないのは国内男子ツアー。11月はシーズンオフも近いためか、毎週のように賞金総額が1億円を優に超える大会を連発。その中でも注目度が高い大会として知られるのがこの三井住友VISA太平洋マスターズです。
1972年から太平洋クラブが単独で開催を始めた当時は「太平洋クラブマスターズ」という名称で開催されてきましたが、こちらもスポンサーが変わるたびに大会名が変わり、現在の名称に収まったのは2001年より。今年で20年目となるため、歴代で最も長いスポンサーとも言えるでしょう。
ちなみにこの大会の直近5年を見ると日本人選手の独壇場。2016年には松山英樹が歴代最少となる265打数を記録して優勝を飾るなど、日本人選手が現在6連覇中。地の利を生かして今年も飛躍遂げることができるのでしょうか?
▼11月15日…渋野日向子誕生日

現在の女子ゴルフ人気を支える存在と言っても過言ではない黄金世代の女子プロゴルファーたち。その中でも圧倒的な人気を得ているのが“しぶこ”の愛称で知られる渋野日向子。彼女はこの日で23歳の誕生日を迎えます。
2年前の全英オープン優勝以来、常に世代のトップをひた走ってきた彼女ですが、昨季からスランプに陥り、最後に勝ったのが2019年の大王製紙エリエールレディスオープン。スイング改造がなかなか実を結ばなかった今季もあと一歩で勝ち切れずにいましたが、全英オープンから帰国するとようやく復調モードに。
10月のスタンレーレディスゴルフトーナメントでプレーオフを制して1年11ヶ月ぶりとなる優勝を飾り、代名詞の「しぶこスマイル」が満開に。今季もシーズン最終戦まで突っ走ることでしょう。
▼11月22日…有村智恵誕生日

現在の女子プロ黄金世代の選手たちが子供のころに憧れたという選手というと、宮里藍や横峯さくらなど自身より10歳ほど上の世代の選手たち。その当時の筆頭格の選手で、今でもトップクラスの実力を誇るのが有村智恵。彼女もこの日で34歳の誕生日を迎えます。
彼女自身も宮里藍に憧れ、彼女の母校である東北高校に進学するとめきめきと頭角を現し、プロデビュー後も業界随一と言われるショットのキレを武器に活躍。2019年には日本女子プロゴルフ協会の選手会に当たるプレーヤーズ委員会の委員長に就任し、協会と選手との橋渡し役を務めるなどその存在感をさらに高めています。
▼11月25日~28日…2021 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ開催

女子プロツアーはこの大会がシーズンオフの大一番。毎年恒例となっているLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが25日から行われます。
男子の日本シリーズに相当する大会として知られ、賞金総額も1億2000万円、優勝賞金3000万円とかなりのスケール。1979年の「JLPGAレディーボーデンカップ」時代から権威のある大会で、まさに女子プロゴルファーの実力ナンバーワンを決める大一番。ここで優勝すると向こう3年間の女子プロゴルフ大会のシード権が得られるので選手たちの本気っぷりが伺えます。
ちなみに昨年の優勝は黄金世代屈指の人気選手である原英莉花。日本人のゴルファーとして実に7年ぶりの勝利となりました。今年も日本人選手がその栄冠を勝ち取るか、それともアジア勢のゴルファーが勝るか…注目の一戦です。