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初めてでも安心!ゴルフコンペ幹事のやることリスト~当日編~

「来月のコンペ、幹事よろしくね!」――と、こんな感じでゴルフコンペの幹事を任されたことはありませんか? 通常の歓送迎会のように会場となるお店を決めるだけならカンタンですが、ゴルフコンペは幹事が考えないといけないことがたくさんあるため、初めてだと戸惑ってしまうことも。そこで幹事を任された際に事前に押さえておきたいことをまとめてみました。これであなたもゴルフコンペ名幹事間違いなしです!

これさえ覚えれば名幹事! 当日の動きですべてが決まる!?

ゴルファーにとって付き物と言えるのが「コンペ」ことコンペティション。初心者がゴルフ場デビューするのはもちろんですが、気心知れた仲間同士で行うのはもちろん会社や得意先の方とプレーすることもあるなど、その楽しみ方は多種多様。腕に覚えのあるゴルファーなら次のコンペが待ち遠しいという方もいるのではないでしょうか?

楽しくゴルフができるコンペですが…参加者の中で苦労することになるのが幹事。コンペ前の事前準備も面倒ですが、当日の進行はそれ以上。いろいろなことに気を配る必要があるため、ゴルフどころではなかった…という経験者も多いことでしょう。しかし、ポイントさえ押さえておけば面倒な幹事もスムーズに行えますし、あなたの株も急上昇することでしょう。

そこで、ゴルフコンペを任されたときにやるべきことをリスト化して紹介。これさえ覚えておけば、当日慌てる心配はありません!

「事前準備編はこちら!」

ステップ1:ゴルフ場への幹事の到着時間は?

まずは当日の朝。ゴルフ場に到着した際に幹事はゴルフ場の担当者とスタート時間や開会式の場所や精算方法の最終確認をする必要があります。ゴルフ場を予約した時点である程度済ませているとはいえ、当日に改めて確認しておくとコンペがスムーズに進行するので、ここはマストで行いたいところです。

確認する事項が増えれば増えるほど、コンペのスタート時間との戦いになってきます。さらに参加者がゴルフ場へ集まってくると、出欠を取り、参加費を徴収する必要も出てきます。そうなると事前の最終確認を済ませるためにはゴルフ場へは最低でも2時間~1時間30分前には到着しておくのがベターです。なおこの時点で、ゴルフウェアに着替えておくとバタバタせずにすむでしょう。

仮に参加者に欠席があり、組み合わせを変更する場合などはすぐにマスター室へ連絡しておくのが○。参加者が揃ってきたらメンバー表を渡して、いよいよグリーンへ行きましょう。

ステップ2:円滑なコンペに欠かせない開会式のコツは?

参加者が集合したら、コンペの開幕を告げる開会式がスタート。幹事として司会進行役を務めることになりますが、ここで必ず行わなければならないのが主催者や参加者(来賓)のあいさつ。仲間内でのコンペなどではサプライズを兼ねて当日この場で発表するというのもアリですが、会社などのコンペで主催者や来賓のいる場合はNG。来賓あいさつなどはできれば事前にお願いしておくとスムーズに事が進むでしょう。

主催者や来賓のあいさつが済んだ後こそ幹事の見せ場。というのもコンペのルールやハンディキャップ方式などの説明はここでしなければなりません。それと同時に景品の紹介やプレー終了後のスコアカードの提出先や精算方法、パーティ会場の場所もここで行います。

主に参加者への確認事項が多く、ややもすれば地味になりがちな開会式。それだけにダラダラ行うと参加者はこの時点でげんなりしてしまうので、できるだけ手短に、5~10分程度で済ませるように心がけるといいでしょう。開会式終了後はスタートホールへ向かい、始球式をして、いよいよコンペスタートです。

ステップ3:ラウンド後のスコア集計

幹事としての仕事のちょうど折り返し地点となるのが、ラウンド後のスコア集計。各グループのエチケットリーダーからスコア表を回収して、全グループのスコア表を集めて集計します。通常ならゴルフ場のマスター室にもっていけばそのまま集計してくれるので、そこまで心配することはないですが、仮にオリジナルの集計をしている場合は幹事自らスコア計算をする必要があります。スコア集計用にノートパソコンなどを用意してまとめておくと効率よく作業できることでしょう。

ここでのポイントは順位表の作成。参加者が見やすいようにランキング形式にすると表彰式の際の写真撮影にも使えるのでオススメです。

ステップ4:大盛り上がりの表彰式のポイントは?

会場を移して、いよいよ大盛り上がりの表彰式。プレー後でみんな疲れていることを考えるとあまり冗長に進めてしまうとだらけてしまいますが、一方でいきなり優勝者から紹介するのも芸がありません。ここでのコツは発表順です。

発表の仕方としては1:順位、2:前半スコア、3:後半スコア、4:グロス、5:ハンデ、6:ネットスコア、7:名前の順がベター。そしてより一層盛り上げるためにはニアピン・ドラコン賞から下のブービー賞から順に紹介していくのがポイント。白熱したコンペになればなるほど、最後の最後まで大盛り上がりを見せることになるでしょう。

ただし、景品を優勝者から順に選ぶルールにしている場合は逆に優勝者から発表するようにしないと、景品選びでトラブルが起きるので注意が必要です。

ステップ5:シメのあいさつのコツは?

朝早くからの集合にプレーに…と1日楽しんだコンペを締めくくるのが幹事のあいさつ。ここで手間取ってしまうと、解散する時間も遅れてしまうのでテキパキ進めることが肝心です。開会式とは違い、過度に盛り上げる必要はないので主催者、参加者へ感謝の気持ちを伝えるように心がけましょう。

最後のワンポイントとして、帰りの道の渋滞状況などの交通情報を一言添えること。コンペでクタクタになっていてなるべくなら早く帰りたい参加者たちにとって有益な情報なだけに喜ばれること請け合いです。

楽しいコンペは幹事の功績!

いかがでしたか? 事前準備から当日までやることだらけで大変に思えますが、ポイントさえ押さえてしまえばあとはかなりスムーズに。コンペの盛り上がりを左右するとともにやりがいも計り知れませんし、何より参加者全員から感謝されるはずです。

もし幹事を任されたときには、参考にしてみてください。