ゴルファーにとって欠かせないのがクラブを収納するゴルフバッグ。クラブとともに揃えるため、アタリマエと言えばアタリマエなのですが……実はゴルフバッグは仕切りの形やサイズ、それに直立するかどうかも異なるなど意外と選ぶポイントが多数。モノによっては使いづらく、さほどクラブが収納できないバッグを選んでしまうということも。そこで7’sGOLF編集部がゴルフバッグの選び方をレクチャーします！

ゴルフバッグには2つのパターンがある!?

ゴルファーにとって、ゴルフバッグは切っても切れないもの。大切なクラブを収納するのはもちろん、ゴルフ場ではそれを持ち運びながらラウンドを回ります。言うなればゴルファーの相棒と呼ぶにふさわしいもので、デザインなどでその人のセンスが見えてきます。

そのため、各メーカーもスタイリッシュなデザインのゴルフバッグを用意しています。それだけについつい迷いがちですが……ゴルフバッグ選びにおいて使い勝手の良さはデザイン以上に大切なもの。いくらカッコいいデザインのゴルフバッグをチョイスしても使い勝手が悪ければ、ラウンド時にストレスが溜まってしまうことでしょう。

そもそもゴルフバッグはゴルフバッグだけで直立できるカートタイプのものと、スタンドを使用して立てるスタンドタイプと呼ばれるものの2つに分類されます。

カートタイプはクラブを収納する筒のような部分を中心にして、周辺に収納ポケットがたくさんついた構造になっています。大半のバッグは手前にシューズやレインウェアを入れられるような大型のポケットが付き、裏側にはボールやグローブを入れるための小さなポケットが複数付く形に。

また、大きめのカートタイプのバッグだと、メーカーなどのロゴが記された部分もサイドポケットとして活用できるものがほとんど。ほとんどのプロゴルファーもこの大型のカートタイプのゴルフバッグを使用しています。

もうひとつのスタンドタイプは文字通り、バッグを立たせるときにはスタンドを使って立たせます。もともと自分で担いでプレーすることを前提に作られているバッグなので、カートタイプよりも軽く設計されているのが特徴で、収納スペースにも必要最小限のものしか入らないようになっています。そのため、シューズなどの大きなものを入れるときはシューズケースなどを用意しないといけません。

ちなみに女子ゴルファーの中ではラウンドバッグと呼ばれる小さな手さげ型のバッグを持っていくのがイマドキのトレンド。この中に飲み物やボール、ティーなどを入れておくとラウンド時に不便に感じることはないでしょう。

初めてのゴルフバッグでベストなのは……

さて、ここからゴルフバッグ選びのポイント。といっても2種類に大別されているゴルフバッグの中から好みのものを選ぶだけの話ですが……もし、初めてゴルフバッグを買うという場合はカートタイプを選ぶのがオススメです。

カートタイプの方を優先した理由は家での管理。ラウンドから帰宅後は玄関や自分の部屋にゴルフバッグごと置いておくと思いますが、スタンドタイプは立てかける際にスタンドを使うため、どうしてもスペースを取ってしまいます。横に倒しておくとそれなりな大きさなので収納スペースを大きく圧迫することにもなるでしょう。

しかし、自立できるスタンドタイプを選べばそうしたスペース問題からも解消。クルマでの移動の際に収納する時もタテヨコどちらでもOKという具合に汎用性があるのもポイントです。

次に意識したいのがゴルフバッグの重さ。一般的にゴルフバッグは軽いもので2kg台からあり、プロ仕様のものともなれば5kg以上あるものまでさまざま。軽いものはナイロンやポリエステルなどの軽量な素材で作られていますが、本格的なものになると合成皮革などの厚手な素材を使うため、どうしても重くなります。

初めてゴルフバッグを買う場合に意識したいのはこの重さ。ゴルフショップで見た時は軽く感じるかもしれませんが、実際は使用するクラブが全部、バッグの中に入るため5～6kgはさらに重くなることを考えると、やはり3kg前後の軽量タイプのものを選ぶのがベターと言えそうです。

ちなみに筒部分の分割はベーシックな6分割タイプからクラブが1本1本入るよう14分割以上しているデザインもありますが、こちらはお好みでOK。いろいろ試してみ使い勝手のいいゴルフバッグを探してみてください。

ゴルフショップで即試したい！

いかがでしたか？　今回はゴルフバッグの基本中の基本をレクチャーしてみました。ゴルフショップに行った際にはぜひ参考にしてみてくださいね！