2021.05.01

黄金世代屈指の愛されキャラ・大里桃子のクラブセッティングをチェック

女子ゴルフ黄金世代でも原英莉花と並ぶほどの人気を集める美女ゴルファーとしても名高い大里桃子。プロテスト合格からわずか23日でのツアー初優勝を飾るなどその実力も世代屈指のものですが……そんな彼女のクラブセッティングはどんなものでしょうか？

長身を生かしたプレースタイルで人気急上昇中！

身長171センチというモデル顔負けの長身を誇る女子ゴルフ黄金世代屈指の美人ゴルファー、大里桃子。もともと水泳やバスケットボール、陸上競技などいろいろなスポーツに打ち込むなど運動神経も抜群。それがゴルフにも表れています。

彼女の武器は身長の高さを生かしたアームローテーション。これにより弾道の高い高いボールを生み出していて、ドライバーはもちろん、アイアンショットにもこれが生かされています。

またプレーを離れると、この世代屈指の愛されキャラとしてお馴染み。例えばしぶここと渋野日向子とは親友と言われる間柄として知られ、プライベートでも遊ぶほどでSNSなどでその様子をうかがい知ることができます。さらに芸能人ばりの美貌を誇り、原英莉花と並ぶ美女ゴルファーとして確固たる地位を築いていることでもおなじみです。

そんな彼女のアースモンダミンカップ時のクラブセッティングを調べてみました。

自らの弱点をカバーする戦略的なセッティング

○ドライバー
ブリヂストンツアーB XD-3（9.5度）
KUROKAGE XT60(硬さS、長さ45.5インチ)

大里桃子はもともとブリヂストンと契約を交わしているため、使用するクラブもブリヂストンのものが中心。その中で選んだドライバーはツアーB XD-3。カーボンクラウンに組み込まれた金属弦がインパクトの際にたわんだクラウンを急激に復元させるため、ボールの初速が上がりやすいというメリットがあります。

さらにヘッドのねじれが減少するため、真っすぐ弾けるというのも「左へひっかけやすい」と自己分析をしている彼女にとってはピッタリの1本と言えるでしょう。

ちなみにシャフトは「ボールをつかまえすぎない、走りすぎない」ことを狙ってKUROKAGEのXTを採用。持ち球をフェードにして、左に曲げないようにするという彼女の工夫がここでも見られます。

○FW＆UT
ブリヂストンツアーB XD-F（3番15度・5番18度)
PING G410(3番19度・4番22度)

フェアウェイウッドはツアーB XD-F、高強度のマレーシング鋼を採用することでフェースが薄くなり、リーディングエッジがまっすぐに見えるように改良されました。これによりクラウンがフラットになったことでフェースがスクエアに構えられるというメリットもあります。ボールを芝から拾いやすいクラブで重宝していることでしょう。

ユーティリティではPINGのG410をチョイス。マレージングC300フェースを採用したことでボールの初速が出ることで知られていますが、ブレにくく曲がりづらい複合素材の深低重心ヘッドを採用しているのもポイントです。

○アイアン
ブリヂストンツアーB X-CB (5番～PW)

「私の生命線」と彼女自ら公言してはばからないのがこのアイアン。そんな彼女自慢のアイアンはツアーB X-CB。打点部が分厚くなっているため打ち心地が抜群な本格軟鉄鍛造アイアンで、フェードヒッターである彼女にはうってつけのアイアンと言えるでしょう。

トゥが低めのいわゆる逃がし顔と言われるデザインで、フェードをイメージしやすいので、そうしたショットを目指す方にもピッタリです。

○ウェッジ
ブリヂストンツアーB XW-1 (50度、58度)

ウェッジはブリヂストンツアーB XW-1を使用。フェースの溝と溝の間に施したバイティングレールミルドがしっかりとボールに食いつくように仕上げたことでスピン性能が大幅に向上。さらにプロユースのティアドロップ形状のXW-1は上げる、転がす、抑えるといった多彩なアプローチに対応できるため、いざというときに役に立ちそうです。

○パター
PING VAULT 2.0 B60

パターは「手の感覚を消して打ちたい」ということでPING VAULT 2.0 B60のブレードタイプにスーパーストロークを装着して使用。PING VAULT 2.0 B60は中央の溝を深く掘り、上下左右の周辺部を浅めに下降しているのが特徴。これにより初速を安定させ、距離のばらつきを抑えています。