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明日は意外な記念日!?【7’sGOLF的】ゴルフ+αの記念日【1月編】

長い歴史を誇るスポーツであるゴルフ。当然ゴルフにまつわる日というのは1年を通じてたくさんあります。有名プロゴルファーの誕生日から大きな大会の開催日、さらに一見ゴルフに関係なさそうに見えるけれど、実はめちゃめちゃ関連性が深い記念日まで……ゴルフをしながら使える話の小ネタに覚えておきたい記念日を紹介します。

実は黄金世代が年女な2022年はゴルフ界も激アツ!!

年も明けていよいよ2022年。元号が令和になってから早くも4年目に突入しました。寒すぎてとてもゴルフどころではないという方も多いでしょうが、アメリカツアーは既に開幕していて、早くも白熱の争いが展開されています。ちなみに今年は寅年。渋野日向子や勝みなみ(1998年生まれ)の女子ゴルフ黄金世代の選手たちや上田桃子(1986年生まれ)などが寅年生まれの年女として注目を集めることでしょう。

ゴルフは長い歴史を誇るスポーツだけに1年中、ゴルフにまつわる日というのがたくさんあります。有名ゴルファーの誕生日や優勝した記念日はもちろん、覚えておきたい主要大会の開催日はもちろん、一見ゴルフに関係なさそうな感じでも実はめちゃめちゃ関連深い記念日まで、ラウンド中に話すプレー仲間との雑談としても最適な小ネタとなる記念日を紹介します。

▼1月13日~1月16日 ソニー・オープン・イン・ハワイ開催

2022年のゴルフ界において最初のニュースとなったのが松山英樹のツアー優勝。2位で最終日を迎えた松山は6番からバーディーを3連発で達成し、首位をひた走るラッセン・ヘンリーを猛追します。そして迎えたプレーオフ1ホール目の18番、バンカーにつかまり停滞するヘンリーを尻目に、松山はFWを手にしてフェアウェイからピン85センチにつけて勝負あり。難なくイーグルパットで沈めて松山は逆転優勝。アメリカツアー通算8勝目を飾り、チェ・キョンジュがもつアジア人最多勝利記録に並びました。

そもそもこの大会は1965年から開催されている歴史のある大会で、過去にも青木功が優勝するなど日本人にもなじみの深い大会でもありました。事実上の開幕戦を制した松山は果たして、今季大きな成績を残すのか……早くも楽しみです!

▼1月20日~1月23日 ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ開催

男子のアメリカツアーが開幕したかと思えば、この日からは女子アメリカツアーもスタート。今年から賞金額がアップして150万ドルになるというビッグな大会ですが、アマチュアゴルファーも同じようにプレーできるため人気を博しています。

そしてこのタイトルは参加者が豪華なことでもおなじみ。今年の参加者をちょっと見ると、メジャーリーグでサイ・ヤング賞という投手タイトルを獲得したロジャー・クレメンス、世界ゴルフ殿堂入りしたアニカ・ソレンスタム、NFL殿堂入りしたマーカス・アレンとチャールズ・ウッドソン、サイ・ヤング賞を受賞し2019年と2020年のトーナメント・オブ・チャンピオンズを連覇したジョン・スモルツ、負傷した退役軍人ゴルファーであるチャド・ファイファーなどのスポーツ界のレジェンドたちがズラリ。ここに畑岡奈紗、笹生優花らが参戦を予定しております。

▼1月24日…尾崎将司誕生日

どういうわけか一流ゴルファーは春から秋にかけて生まれていることが多く、1月から3月のいわゆる早生まれと言われる時期は少ない傾向にありますが、その中にも当然、大物中の大物ゴルファーが生まれています。その代表格と言えるのがAON時代を築いたスーパースター、ジャンボ尾崎こと、尾崎将司でしょう。2022年で75歳を迎えます。

もともと高校球児として春のセンバツ大会に出場したことがある尾崎は当初はプロ野球選手としてデビューしますが、わずか3年でチームを退団しゴルフの世界へ。すると4年後の1971年には日本プロゴルフ選手権で初優勝を飾り、以降は青木功と中嶋常幸とのライバル関係を形成。いつしか日本はAON時代と呼ばれるゴルフブームを巻き起こしました。

尾崎のゴルフと言えば、その圧倒的な飛距離が何よりの特徴。常に最新のクラブを取り入れ進化することをとめなかった尾崎は日本ゴルフツアー通算94勝、賞金王12回、メジャー大会20勝など数々の日本歴代最多記録を樹立。近年は若手育成に力を入れ、原英莉花、笹生優花がジャンボ譲りの飛距離を飛ばすゴルフで女子ゴルフ界を席巻しています。

▼1月31日…片山晋呉誕生日

最後に紹介したいのは男子ゴルフ界のスター選手である片山晋呉。49歳になってもトレードマークのテンガロンハットを含めたコーディネートはゴルフファンの間ではもはや定説になっています。

学生時代から名を馳せていた片山は1995年にプロデビュー。江連忠氏の指導で才能が開花し、2000年にはダンロップフェニックストーナメントやゴルフ日本シリーズJTカップを優勝して、自身初の賞金王に。その海外でも活躍し、いつしか「カウボーイ・シンゴ」の愛称でも知られるように。2009年のマスターズでは4位に入る善戦を見せるなど、世界レベルのゴルファーであることを示しました。現在までに日本ツアー通算31勝を誇り、今後さらなる上乗せも期待されます。